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2019年4月29日 オイローパ2長崎寄港。 Cruise ship EUROPA 2 calls at Nagasaki port.

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世界には多数のクルーズ客船が就航しています。 もちろんどの客船もとても豪華で夢の様な船ばかりです。 そんな客船にもランクが存在します。 今回長崎に寄港したのは世界の数多の客船の最高峰、ランクは勿論第1位のラグジュアリー客船「オイローパ2」です。 世界に二隻しか居ないファイブスタープラスの格式を持つオイローパ2が長崎へと入港してきました。 因みに、もう一隻のファイブスタープラスの客船はこの船のお姉さんである「オイローパ」です。 ブリッチの下に展望デッキがある独特のデザイン。 サイドは突起が一切無くとてもフラットですね。 テンダーボートも埋め込み式です。 43,000トンの中型サイズの船体です。 心配だった雨も降らず、良い入港撮影が出来ました。 ですが、出港では状況が一変しました。 雨に煙るオイローパ2と長崎。 降ってしまいました・・・しかし奇跡が。 出港に合わせる様に雨が止みました。 しかも挨拶代わりのメロディーホーン! 雨が止んでオイローパ2も長崎の夜景もとてもクリアです。 長崎を後にするオイローパ2 とても雰囲気が出てます。 最近の客船は派手なライティングが流行りですがこの船はとてもシンプルで最小限のライトアップです。 女神大橋通過直前。 ピタリと決まりました。 今回は入港出港共に雨でちゃんと撮れない事を想定していましたが、終わってみれば何も問題は無かったです。 もしかするとこのオイローパ2は晴れ女なのかも知れないですね~ 世界最高に触れる事が出来た貴重な撮影でした。 雨の中撮影に来られたカメラマンの皆様、本当にお疲れ様でした。 次は平成最後の寄港。 飛鳥Ⅱと同じ様に平成の長崎を象徴する客船が長崎の平成ラストを飾ってくれます。 それでは。。。

2019年4月28日 ル・ソレアル&チャイニーズ・タイシャン長崎出港。 Cruise ship LE SOLEAL & CHINESE TAISHAN departed from Nagasaki port.

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ゴールデンウイークに突入した途端に長崎のお天気は下り坂です。 クルーズ客船W寄港の長崎でしたが出港は雨になってしまいました。 今回はル・ソレアルが19時、チャイニーズ・タイシャンが20時の出港でした。 ル・ソレアルの出港は雨が少し小降りのタイミングでした。 この位の雨なら撮影に差し支え無いです。 ブルーモーメントの美しい出港になりました。 本当にデザインが良いです。 ル・ソレアルと長崎の風景、どちらも雨の影響も無くクリアに撮れています。 女神大橋通過直前の船体が一番伸びきるカットもクリアに撮影出来ました。 タイシャンの方もこのままのコンディションでイケルと思ってましたが。 そう甘くは無かったです。 チャイニーズ・タイシャン出港。 そして雨脚が強くなる・・・ 北風に乗った雨がレンズを襲います。 前玉に付いた雨粒が夜景を滲ませます。 船体だけはシッカリとシャープに撮ろうと頑張りますが、ファインダーに雨が。 ぼやけたファインダーに集中を切らしてしまい船首が流れてしまいました。 これが無ければと思うと悔しいです。 そして、次の客船はいよいよ。。。 雨の影響が少しでも無ければ良いなぁ。 それでわ。

2019年4月27日 バイキング・オリオン長崎寄港。 Cruise ship VIKING ORION calls at Nagasaki port.

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皆様、ゴールデンウイークが始まりましたね~ 平成と令和を股に架ける最長の10連休ですか、何とも凄いですね。 そんなゴールデンウイークは毎年客船が集中して寄港します。 今年のトップバッターは長崎初寄港のバイキング・オリオンです。 先ずは入港。 朝日を受け白い船体を輝かせながら長崎の港へ姿を現しました。 通常の寄港よりも早いタイミングで港内へと舵を切ってきました。 これにはビックリ! 船首周りがフィンカンティエリ建造船特有の雰囲気を醸し出していますね。 47000トンの全ての客室がバルコニー付きの高級クルーズ船です。 バイキングの名と船体に入るブルーのライン。 私より上の世代の客船ファンの皆様ならピンと来る方も多いと思います。 このオリオンを運行するバイキング・オーシャン・クルーズはあの「ロイヤル・バイキング・ライン」の直系のクルーズ会社です。 私の記憶で一番古い客船は「ロイヤル・バイキング・スター」 人生で初めて出会った客船でした。 それでは出港を。。。 出港前の停泊中の様子。 この距離で見てもシッカリとメリハリのあるデザインは秀逸です。 夕日の色を船体に纏って出港するオリオン。 今回の出港撮影ではこの船の特徴的な船首を一番のポイントに撮影しました。 大体の予想通りの位置にオリオンが入ってきました。 橋に差し掛かったタイミングで船首が思惑通りに伸びました。 今回が初見のオリオンでしたがとてもバランスの良い客船でした。 どの角度で切り取っても絵になります。 私が見て来た客船の中でも欠点らしい欠点の無い、最強の類に入る客船だと思います。 次の撮影ではどう撮ろうか楽しみです。

2019年4月24日 クァンタム・オブ・ザ・シーズ長崎出港。 Cruise ship QUANTUM OF THE SEAS departed from Nagasaki port.

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今夜の長崎は低い雲が港を被いました。 そんな時の夜の出港は客船をとても綺麗に写す事が出来ます。 年間通しても数度しか無いコンディションでの出港ですので私は神出港と呼んでいます。 出港の時間が遅めでしたのでいつもの女神大橋の前に対岸から撮影しました。 ノーススターが上がるタイミングを見計らっての撮影。 長秒間の露光ではタイミングを合わせないとこのノーススターがブレてしまいます。 クァンタムと世界遺産大浦天主堂。 停泊する松ヶ枝埠頭が観光名所の真ん前なのが長崎らしい所ですね。 場所をいつもの女神大橋に移しまして。 低い雲がレフの役をして街の光を反射させて海が銀色になっています。 クァンタムの船尾も久しぶりに赤色になりました。 離岸後、旋回中のクァンタム。 今回の撮影はf8からのスタートです。 クァンタムの光に浮かび上がるタグボートのシルエット。 絞り込んでいるのでどちらもシャープですね~ 旋回を終わり長崎を後にします。 クァンタムの熊さんが長崎の街に手を振っている様に見えます。 左舷のサイド照明は点灯していないですが今夜のコンディションではかえって好都合。 雲の低さが幻想的な雰囲気を演出してくれています。 いつもよりかなり明るいです。 今回の決めカットです。 夜の海に爽やかな水色の船体が浮かび上がりました。 サイドの照明が点灯してないおかげで船体のカラーと喫水線と海の境がクッキリ出ています。 イメージ通りの穏やかな写真になりました。 今夜は多数のカメラマンの皆様が撮影に来られていました。(遠くは福岡から) ハイレベルなカメラマンの方々ばかりの贅沢な女神大橋でした。 皆様どうもお疲れ様でした。 また宜しくお願い致します。

2019年4月23日 飛鳥Ⅱ長崎出港。 Cruise ship ASUKAⅡ departed from Nagasaki port.

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日本の客船で多くの方が一番に名前を挙げるのが「飛鳥Ⅱ」でしょう。 そんな飛鳥Ⅱが長崎へ平成最後の里帰りをしてくれました。 長崎の平成はこの船と共に幕を開けました。 この飛鳥Ⅱが「クリスタル・ハーモニー」として進水し長崎の港にその船体を浮かべたのは平成元年9月の事でした。 三菱重工にとって50年振りの新造客船の建造で長崎の街も活気付きました。 そんな飛鳥Ⅱの平成最後の寄港は残念なお天気になってしまいました。 出港時の女神大橋は降ったり止んだりの雨と風速10メートル近い強風。 そして物凄く強烈な突風に苦しめられ望遠での撮影を断念しました。 雨に煙る長崎の街を後に飛鳥Ⅱが出港します。 強風を考慮してか、いつもより岸に近い航路を進んで来ました。 左舷側にかなり寄っていますね。 この辺りで左舷側からの強風に曝されているのが煙からも解りますね。 今回の撮影では船体を明るく出したかったのでハイライトをかなり飛ばしました。 飛鳥Ⅱが女神大橋に差し掛かったタイミングで物凄い突風に襲われヒヤッとしましたが何とか写し止める事が出来ました。 この飛鳥Ⅱの建造が初代飛鳥やダイヤモンドとサファイア両プリンセス、そしてアイーダ・プリマとペルラに続く平成のクルーズ客船建造の歴史のスタートでした。 この血統が令和へと繋がっていって欲しいものです。 もし、令和最初の客船が誕生するとしたらこの船のDNAを色濃く受け継いだ客船であると信じています。 悪天候の中撮影に来られたカメラマンの皆様、どうもご苦労さまでした。 また宜しくお願い致します。 それではお疲れ様でした。(^^)/

2019年4月22日 長崎帆船まつりフィナーレ。

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五日間の日程を終えて平成最後の長崎帆船まつりが閉幕しました。 今回は帆船の出港の様子です。 先日のタイシャンの出港を見送りに来ていた福岡の学生さんとそのご家族が帆船の見送りに来られて一緒に撮影させて頂きました。  今回もUWの信号旗を揚げてくれました。 奥に居るのが学生さん、信号旗は自前だそうです。 手前のダンディは身内です。 ホストシップの観光丸を先頭に帆船の出港が始まりました。 観光丸には平日にも係わらず船上からゲストシップを見送るお客さんが多数乗船されてました。 観光丸の後にコリアナ、その後にみらいへと続いて出港していきます。 その後方の大型帆船日本丸、パラダ、ナジェジュダのスリーショット。 そして女神大橋に差し掛かった日本丸、マストの左舷側にUW1の信号旗を掲げてくれています。  残すはロシアの二隻です。 先にパラダが長崎を後にします。 そして殿をナジェジュダが務めます。 このナジェジュダが最後に最高の一枚を撮らせてくれました。 帆船の入港、出港どちらの撮影でも狙っていた真正面直上から真下を通過する帆船の構図です。 最高に格好良いカットで平成最後の帆船まつりは幕を閉じました。 暑く長時間の撮影でしたが最高でした。